超今更だけど相模線のE131系500番台についてざっくり紹介したい
こんにちは。
今日もブログをご覧くださいましてありがとうございます。
TwitterのフォロワーからE131系のレビューをして欲しいというお話がありまして、今回は今年2月(もう10ヶ月近くも前!)に乗車してきた時の写真とともに簡単な紹介をしたいと思います。
2022.2.13 666F E131系横コツG-12編成
各駅停車八王子行き @茅ヶ崎
(以下特記以外2022.2.13撮影)
ということでE131系500番台です。
房総各線向けの0番台、宇都宮・日光線向けの600番台と違い前面FRPが青色に塗装されていることが特徴です。また湘南の海と波飛沫を意識したという水玉模様。
帯色は205系500番台より若干色味の強い青色濃淡の組み合わせです。ただし配置は205系と反対。
そして4両固定編成で分割併合を考慮しないため、電気連結器は装備がありません。これもE131系では現在500番台唯一のものになります。
車外から。
側面はフルカラーLED。これはE131系共通ですが、E129系のものと違いコイト電工製のセレクトカラーLEDで、シャッタースピードの耐久が極めて強いものが採用されています。
3月改正で全線完全ワンマン化となり、各駅停車表示はワンマン表示に置き換わり見納めとなりました。また横浜線直通列車の八王子行きに限り、横浜線のナンバリングであるJH-32を表示していました。こちらも現在は見ることができません。
前照灯・尾灯はLEDになっています。E129系の前照灯から続くLEDですが、より明るくて視認性の高いものが採用されています。助士側には列番表示器も搭載。
ラインカラーは濃淡の青色。205系とは配置が逆で、色そのものも濃くなっています。
0番台から続くドットパターンの前面装飾ですが、やはり500番台だけは海と飛沫を意識した模様になっているなどの差異が見られます。
4両編成で、ワンマン化に向けて投入された車両と言うだけあって、全車両に安全監視用のカメラが前方後方山側海側で計4台、4両分ですから16台搭載されている計算です。また当然車外スピーカーもあります。
ドアです。E235系のものに酷似していますが、E235系0番台で本格採用されたラック式ドア(リニアモータ式)ではなく、0番台の量産先行車の1〜5号車で採用されたラック式ドア(スクリュー式)が採用されています。
またドアは半自動ボタン式となっています。
駅での停車中、ドアが開いていない場合での識別は上側の開扉灯に頼ることになりそうです。
つづいて車内を。
液晶画面は17インチワイド液晶。ドア上に1画面が千鳥式配置、1両当たり4台搭載しています。房総各線とか宇都宮・日光線はまあわかるとして、相模線くらいならぶっちゃけ全ドア上に置いてもいいような気がしますが……。
車内はE235系完全準拠のオールロングシート。広告用のLCDがないなど若干の寂しさはありますが、基本的なレイアウトはsustinaS24シリーズで共通ということで。トイレはありません。
また先頭車両が580番台になるG-11・G-12編成の2本に限っては、線路設備モニタリング装置等を搭載する都合でしょうかでかでかと機器室が客室内にあるのが特徴です。
[参考:E235系1000番台]
最終増備編成のG-12編成です。1号車から順にTc'582-M'512-T512-Mc582という組成になります。中間車両は通常通り500番台の連番ですが、両先頭車両だけ580番台を名乗るというだけの仕様です。これは0番台にも前例が存在します。
座席モケットです。0番台では背面が黄色系、座面が青系で分かれていましたが、500番台では相模川や湘南の海を意識したブルー系でまとめられているのが特徴です。
総評としては相模線らしさを色濃く残したのは外観だけで、内装は本当に他形式や他線区の車両と似たり寄ったりな仕様になっています。
個人的にはE235系のラック式ドアをそのまま直輸入してほしかったところですね。
こんな感じで大丈夫でしょうか?細部まで目が回っていなくて申し訳なさが。
本日の記事はここまでになります。最後までお読みいただきありがとうございました。
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