わが立つ杣に
こんにちは。今日もブログを開いてくださりありがとうございます。
昨日は出張中で初めての休日ということで、弾丸で京都に行ってきました。もちろん日帰りです。
2020.10.18 @茶山〜一乗寺
目当ては叡山電車。なかでもデオ900形「きらら」のうち、メープルグリーンが艶やかな「青もみじきらら」編成です。
しかし重要な問題点が2つ、1つ目は「きらら」の定期運用のある鞍馬線が市原〜鞍馬間で運休しているということ。これは前日くらいにフォロワーから言われて知りました。
もう1つは、「きらら」の定期運用が削られていること。通常なら、土休日ダイヤだと2編成両方を使うのですが、時刻表を見ると1時間おきに京都出町柳を出発するダイヤになっています。ということから「青もみじきらら」に出会える可能性は50%、どっちが充当しているかわからない状態でした。これは当日知ったのでどうしようとあたふたしていました。
で、それでも強行したんですけど。
2020.10.18 857列車 901-902
普通市原行き @市原
目当ての「青もみじきらら」編成でした。
幸先よく回収できたのは大きいです。本当に運が良かったとしか。
この塗色は今冬まで、とのことですので、なんとか収めたかったのですが、ようやく……ですかね。
2020.10.18 @市原
細部を見ながらのりこんでみます。やはりこのメープルグリーンの塗色、すごく似合ってます。
2020.10.18 @市原
2020.10.18 @出町柳
行先表示です。本来「きらら」の運用は出町柳〜鞍馬間を往復するだけなので、市原表示が見られることは普段はありません。というかこれまでも見られたのでしょうか?
2020.10.18 @出町柳
出町柳のディスプレイを見ても、鞍馬の2文字の代わりに市原の表示があります。
見慣れない以上に、なんというか、自然災害の重みがこのような形で現れているのがわかりました。
2020.10.18 @出町柳
叡山電車は今回乗車できた全車両にLCDがついていました。やはり鞍馬ではなく市原。
撮影地を探しながら歩きました。
ところが、これもいろいろ収穫がありまして。
2020.10.18 1007列車 デオ822
2020.10.18 1101列車 デオ732
2020.10.18 1103列車 デオ723
デオ720・730形それぞれのリニューアル車を記録できました。
やはり注目はデオ723でしょうか、時系列順に言えばデオ732号「ひえい」、デオ722号の赤基調リニューアルに次ぐ3両目になります。
山紫水明の地・洛北の自然をイメージした青基調のリニューアル車で、HM見るとよく分かりますが、定期運用開始はなんと当日。デビュー日にことをすっかり忘れていて、てっきりもう運行開始しているものだと思っていました。デビュー日に撮影できたことを本当に嬉しく思います。
2020.10.18 @宝ヶ池〜三宅八幡
デオ720形は700形シリーズ最多勢力の4両、そのうち722と723がリニューアル車となりました。デオ723号運行開始初日からリニューアル車同士の離合が見られるとは思っていませんでしたが……。
とはいえ、そこまで来ると逆に721と724のリニューアルも楽しみになったりしますね。あとはリニューアルが1両も出ていないデオ710形も今後どうなるか。いろいろ気になる鉄道です。これは沼だ。
2020.10.18 @茶山〜一乗寺
沿線を歩いていたら立派な柳の木があったので絡めてみる。緑には緑が合うんですね。
今回の冒頭に掲出した写真は見てわかる通り、柳の横側から撮影してみた図になります。
2020.10.18 1300列車 デオ723
ちょこっと横も。
うん、かっこいい。
続いて夜の部。今回は修学院に行ってみました。
2020.10.18 1753列車 801-851
普通市原行き @修学院
2両編成のデオ800形です。2両は原則鞍馬線なので、休日は1時間待てば同じ車両に出会えます。
2両で構図の確認だけ。デオ723の眩しさにやられてましたが、大本命は「青もみじきらら」。鞍馬線の運用ループは①→②→③→④→①…の順に続いていくので、気ままに待ちます。
2020.10.18 1755列車 815-816
普通市原行き @修学院
2020.10.18 1705列車 デオ732
普通八瀬比叡山口行き @修学院
普通に待っていたら「ひえい」もやって来ました。本線のループは15分ごとに①→②→③→①%の45分サイクルになっているので、鞍馬線と若干間隔が変わります。狙いたい車両は待てば来るので安心です。
2020.10.18 1757列車 901-902
普通市原行き @修学院
大本命、「青もみじきらら」がやって来ました。夜間はちゃんと点灯した姿を見せてくれるのがありがたいです。
前述の通り、鞍馬線は一部区間で運休していますから、鞍馬行きではなく市原止まり。なかなか見られない組み合わせだけに、ちょっと手に汗を握りましたね。
このまま帰ろうかと思いましたが、せっかくデビュー当日のデオ723も収めようとすこし残ることにしました。
2020.10.18 1707列車 デオ822
普通八瀬比叡山口行き @修学院
「青もみじきらら」の後続は朱基調のリニューアル車。夜間でも見た目にはインパクトを感じます。
2020.10.18 1851列車 813-814
普通市原行き @修学院
そして鞍馬線系統の2両が続きます。これで鞍馬線は一巡しました。
2020.10.18 1801列車 デオ723
普通八瀬比叡山口行き @修学院
そして本線系統。45分かけて回ってきた723号です。
ピカピカの車体、グレーの床下、誇らしげなHM、本当にカッコよかったです。
また機会を作って、ちゃんと行きたいなあと思っています。今度は市原より奥へ行けたらいいな。
叡山電車の今後を祈って。
おまけ
帰りは京都から特急「サンダーバード」だったんですが、京都駅であまりにも時間がありすぎて、テキトーに写真を撮っていたら……。
2020.10.18 659M 103系近ナラNS407編成
普通奈良行き @京都
不思議ですね。京都という関西の大ターミナル駅に、それも令和ですよ、今、103系が佇んでいる、その情景を想像できますか?私はこの日までできませんでしたが。
2020.10.18 @京都
これが令和の京都の並びですよ。信じられます?
個人的には昭和の有楽町を連想しましたね。関東在住の人間からしてみればとんでもない並びです。
103系はとっくのとうに引退、205系も今日で武蔵野線から撤退し、4両以上の編成は全国で見られなくなりました。
どちらも4両編成とはいえ、未だに現役バリバリの103系には頭が上がりませんね。
223系のAシート関連で予備拡大が必要になったことで、奈良区からNA430・NA431の4両2編成を捻出、網干区に転出(C2・C3)となったため、103系はどうしても残すしかなかった、という経緯になります。面白い話ですが、そんな簡単に延命を決めちゃうんだ、って感じで。しかもNS407編成は今年6月に重要部検査を受けているあたり、まだまだ走りそうな気がします。
車両を大切にする西日本の心意気も感じられました。
長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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