Route357

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横須賀線・総武線のE235系に乗ってみた

こんにちは。今日もブログを開いてくださりありがとうございます。

今日はタイトル通り、横須賀線総武線に投入されたE235系1000番台に乗ってみたので、ちょっとした記録程度に利用した感想とフォトインプレッションをお届けしようと思います。

 

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2020.12.30 3606F E235系横クラF-03編成+E235系横クラJ-03編成

快速逗子行き @永田〜本納

 

ちなみに初めて乗車したのは2020年内、しかしゆっくりレビューするような時間がなかったので、このタイミングで。

 

まずは外房線直通の快速上総一ノ宮行きを待つため東京駅へ。

固定運用になっていて、外房線に入るのは平日2往復、休日はそれに加えて昼に2往復が設定されています。

 

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2021.1.11 1404F E235系横クラF-03編成+E235系横クラJ-04編成

快速上総一ノ宮行き @東京

 

やってきました。というか衝撃だったんですけど、付属編成と基本編成、番号が揃っていないんですね。

運用を固定にして、番号を揃えて、が普通だったんですが、今日初めて揃っていない運用を目撃しました。

 

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2021.1.11 @蘇我

 

蘇我で特急「わかしお」11号を先行させるため、待避中に撮影。

快速外房線表示を見ることができるようになりました。以前のE217系では種別も路線も表示がなく、京葉線からの直通列車E233系は快速外房線内各駅停車と表示されるか、快速上総一ノ宮のように行先固定になるので、この表示はそこそこ新鮮です。

 

 

 

そのまま列車で終点上総一ノ宮へ。車内の様子を見たかったので空いている外房線内に来たのは正解でした。

 

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2021.1.11 @上総一ノ宮

 

現時点では5編成に対して平日5運用休日4運用となっていて、先述の通り休日の2往復だけが明るい時間帯に外房線に乗り入れる貴重な運用です。

 

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2021.1.11 @上総一ノ宮

 

そして千葉から4405Fとして走行してきた快速上総一ノ宮行きは、ここで263Mの普通安房鴨川行きに接続します。この日はC439編成でした。

千葉を21分前に出発した普通列車を待ち合わせるというのは、たった4駅しか通過していない快速が飛ばしまくってるのか、普通列車が待ち合わせのために長時間停車を強いられているのか。

ああでも、この列車の前を走る特急「わかしお」11号もいますし、いずれにしても通過待ちなり接続待ちは生じることになりますね。仕方ないといえば仕方ない。

 

まあ、来改正以降、上総一ノ宮以南の外房線は大きく変革を迎えることになるので、209系2000・2100番台との接続を記録できたのも貴重といえば貴重になるのでしょうか。

 

さて、一旦改札を出て折り返し4604Fに乗車します。

この列車は快速久里浜行き(前4両は逗子止まり)となる列車で、距離にして155.5km。内房線君津〜横須賀線久里浜間の154.6kmよりも長く、鹿島線鹿島神宮横須賀線久里浜間の186.4kmにこそ叶いませんが、現時点のE235系固定運用では最長の列車です。

 

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2021.1.11 @上総一ノ宮

 

総武線快速経由という言い回しが独特ですね。外房線内快速と案内していることですし、私なら「総武線経由横須賀線直通(横須賀線内普通)」にしますが。

それはそうと、上総一ノ宮から東京までをLCD1枚にまとめるとなんか新鮮です。こんなあっさりしてたっけ?

 

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2021.1.11 モハE235-1003

@上総一ノ宮

 

まずは普通車。E217系と比較してもわかると思いますが、車内はLEDでとても明るい印象です。

また、山手線の0番台と比較するとモケットの色が違ったり、袖仕切りの形状が違ったり、面白いです。

座席に座った感触として、結構厚みのあるシートになっていて、普通車でも全然満足できるような気がします。

 

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2021.1.11 サロE235-1003

@八積〜上総一ノ宮

 

続いてグリーン車。1枚目から平屋部、二階建て二階席、二階建て一階席。上総一ノ宮から、乗り換える蘇我までSuicaグリーン券を購入したので、室内へ入ることができます。グリーン券を持っていない場合通り抜けはNGですし、デッキでの立席も厳密にはアウトになってしまうので。車内料金で利用する場合は別ですが。

 

E217系の無機質なホワイト内装とは打ってかわって、暖かみのある黒い木目調の化粧板がグリーン車の雰囲気を演出しています。座席もグレーと濃い紫系になっていて、これも雰囲気と相まって品を感じます。

シート自体はこちらも厚みがあります。グリーン車というだけあって転換やリクライニングも効きますが、快適性という点では普通車とあまり変わらないような気がします。というのも普通車があまりにもグレードアップしているので、グリーン車が霞んで見えるというか、グレードアップしているにも若干弱いんですよね。

 

特筆すべきは全席コンセント、JR EAST Free Wi-Fiが使えることでしょうか。

長距離需要になってくるとコンセントがあると助かるでしょうが、今回のような短距離課金だとあってもなくても困らないような気がします。あとあるのはコンセントだけなので、充電用のケーブルなど別途持ち込む必要があります。E235系を狙って乗車する前提ならそれも可と言えますが、現実グリーン車があるのは全編成、なのに5編成しかコンセントはついていないので、狙ってもないのにわざわざ持ち込んで利用するというのも稀なケースな気がします。

それとWi-FiJR東日本普通列車では初めて採用になりましたが、未整備環境のトンネルでは使用できないのは特急や新幹線と変わらず。そのため外房線の土気〜大網間のようなトンネルのある場所では使えません。

私の場合docomoの5Gギガホを利用しているので、データ利用量は特段気にせずに使えますが、そうではない人にはありがたい設備ではないでしょうか。

 

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2020.12.28 1402F E235系横クラF-03編成+E235系横クラJ-03編成

快速横須賀行き @市川〜船橋

 

昨年、5編成体制でデビューしたE235系ですが、デビューと同時に関東一都二県213.7kmの広大なネットワークを縦横無尽に駆け抜けるとんでもない形式でもあります。

もちろん先輩であるE217系は現時点での運用範囲は更に広く、上の数字に総武本線佐倉〜成東間、成田線佐倉〜香取・成田空港間、鹿島線香取〜鹿島神宮間の計78.8kmを加えた292.5kmを走破しているので、まだまだ甘いといえば甘いのですが、今後置き換えが進めば運用が自由になると思いますので、新たに茨城県を加えた一都三県でこの車両を目撃できる日は近いのかもしれません。

 

E217系の置き換えに相応しい車両ですが、まだまだ長い道のりは始まったばかりです。

今後の展開に期待することにして、今日は筆を置くことにします。

 

最後までブログを読んでくださりありがとうございました。

 

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