距離感
こんにちは。今日もブログを開いてくださりありがとうございます。
早速ですが問題です。福井県鯖江市から石川県金沢市まで、JR北陸線では何キロになりますか?
答えは90.4km。東京から中央線に乗ると、だいたい笹子までの距離です。
で、この距離を中央線特急「かいじ」に乗った場合、大月までの換算で1時間と15分、基準がわかりませんが、なんとなく速そうです。
ですが北陸本線で同じように特急「しらさぎ」に乗った場合、停車駅の多い便(松任停車)で58分。なんなら特急「サンダーバード」なら最速54分。この15分以上の差はどこで生まれたのか、といえばやはり大都市圏の宿命と言うべきか、先行列車に詰まることが大きいです。
ただまあこれだけの時間だと、距離感覚おかしくなりそうです。この1時間という数字、関東にいたらなかなか遠くに出れないというのがあって、アーバンネットワークの速達性に改めて感動します。
という訳で、仕事がすこし早く終わったので、金沢に行ってきました。
帰りは「おやすみエクスプレス」で。
2020.10.14 24M 681系金サワW14編成
特急「おやすみエクスプレス」 @金沢
特急「しらさぎ」に転用された金沢所の681系です。「サンダーバード」向けに残留した編成の一部はリニューアルを受けていますが、ほとんどの編成は原型を保っている状況です。
2020.10.14 @金沢
特急「おやすみエクスプレス」は平日限定で、金沢発敦賀行きが1本運転されています。3両編成の全車自由席特急で、原則「しらさぎ」向けの編成が使われます。
3両の特急はほかにも。
2020.10.14 3009M 681系金サワN11編成
特急「能登かがり火」9号 @金沢
特急「能登かがり火」はIRいしかわ鉄道線経由で七尾線に直通する特急で、全便が金沢〜和倉温泉間を運行しています。かつては大阪からの「サンダーバード」や越後湯沢からの「はくたか」、米原・名古屋からの「しらさぎ」の直通列車でしたが、北陸新幹線開業と同時に「サンダーバード」1往復を除いて運行体制が見直され、七尾線の特急の5往復は独立する形となりました。
この特急「能登かがり火」は一部が3両編成です。この日は本来6両の特急「能登かがり火」9号は代走でした。
2020.10.14 @金沢
北陸新幹線開業関連で同時に登場した特急「ダイナスター」もそうですね。こちらは金沢〜福井間に3往復存在する列車ですが、1往復が3両編成です。
特急「ダイナスター」「おやすみエクスプレス」は今後、北陸新幹線の敦賀延伸で「つるぎ」号に取って代わられると見てほぼ間違いないでしょうが、記録している人の姿は皆無でして……。早めの記録をしておきたい所存。…早すぎたかな?
特急ばかりじゃなくて、在来線もすこし。
2020.10.14 477M 413系風トヤAM05編成
普通泊行き @金沢
2020.10.14 869M 415系金サワC08編成
普通七尾行き @金沢
あいの風とやま鉄道に譲渡された413系はともかく、もうまもなく終焉を迎える、余命僅かな国鉄型車両を収めてきました。
521系の投入自体はかなりの高ペースで進行こそしていますが、置き換えで実際に廃車が出たのは9月のC03編成(松任回送)だけで、未だ七尾線は413・415系がメインで運行されています。
とはいえ、もう既に12編成が金沢にいますし、時間の問題でしょうね。
2020.10.14 @金沢
日常の一コマ。早めの記録って大事ですよね。
また次に会える日が来ればいいですが。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました。
それでは。
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