Route357

くるまとか鉄道とか趣味とか。不定期更新で「伝えること」を目的に記事を書いていきます。

距離感

こんにちは。今日もブログを開いてくださりありがとうございます。

早速ですが問題です。福井県鯖江市から石川県金沢市まで、JR北陸線では何キロになりますか?

 

答えは90.4km。東京から中央線に乗ると、だいたい笹子までの距離です。

で、この距離を中央線特急「かいじ」に乗った場合、大月までの換算で1時間と15分、基準がわかりませんが、なんとなく速そうです。

 

ですが北陸本線で同じように特急「しらさぎ」に乗った場合、停車駅の多い便(松任停車)で58分。なんなら特急「サンダーバード」なら最速54分。この15分以上の差はどこで生まれたのか、といえばやはり大都市圏の宿命と言うべきか、先行列車に詰まることが大きいです。

ただまあこれだけの時間だと、距離感覚おかしくなりそうです。この1時間という数字、関東にいたらなかなか遠くに出れないというのがあって、アーバンネットワークの速達性に改めて感動します。

 

という訳で、仕事がすこし早く終わったので、金沢に行ってきました。

帰りは「おやすみエクスプレス」で。

 

f:id:TOKI315:20201015005217j:image

2020.10.14 24M 681系金サワW14編成

特急「おやすみエクスプレス」 @金沢

 

特急「しらさぎ」に転用された金沢所の681系です。「サンダーバード」向けに残留した編成の一部はリニューアルを受けていますが、ほとんどの編成は原型を保っている状況です。

 

f:id:TOKI315:20201015005906j:image
f:id:TOKI315:20201015005910j:image

2020.10.14 @金沢

 

特急「おやすみエクスプレス」は平日限定で、金沢発敦賀行きが1本運転されています。3両編成の全車自由席特急で、原則「しらさぎ」向けの編成が使われます。

 

3両の特急はほかにも。

 

f:id:TOKI315:20201015010207j:image

2020.10.14 3009M 681系金サワN11編成

特急「能登かがり火」9号 @金沢

 

特急「能登かがり火」はIRいしかわ鉄道線経由で七尾線に直通する特急で、全便が金沢〜和倉温泉間を運行しています。かつては大阪からの「サンダーバード」や越後湯沢からの「はくたか」、米原・名古屋からの「しらさぎ」の直通列車でしたが、北陸新幹線開業と同時に「サンダーバード」1往復を除いて運行体制が見直され、七尾線の特急の5往復は独立する形となりました。

この特急「能登かがり火」は一部が3両編成です。この日は本来6両の特急「能登かがり火」9号は代走でした。

 

f:id:TOKI315:20201015011200j:image

2020.10.14 @金沢

北陸新幹線開業関連で同時に登場した特急「ダイナスター」もそうですね。こちらは金沢〜福井間に3往復存在する列車ですが、1往復が3両編成です。

 

特急「ダイナスター」「おやすみエクスプレス」は今後、北陸新幹線敦賀延伸で「つるぎ」号に取って代わられると見てほぼ間違いないでしょうが、記録している人の姿は皆無でして‪……‬。早めの記録をしておきたい所存。…早すぎたかな?

 

特急ばかりじゃなくて、在来線もすこし。

 

f:id:TOKI315:20201015011347j:image

2020.10.14 477M 413系風トヤAM05編成

普通泊行き @金沢

f:id:TOKI315:20201015011342j:image

2020.10.14 869M 415系金サワC08編成

普通七尾行き @金沢

 

あいの風とやま鉄道に譲渡された413系はともかく、もうまもなく終焉を迎える、余命僅かな国鉄型車両を収めてきました。

521系の投入自体はかなりの高ペースで進行こそしていますが、置き換えで実際に廃車が出たのは9月のC03編成(松任回送)だけで、未だ七尾線は413・415系がメインで運行されています。

とはいえ、もう既に12編成が金沢にいますし、時間の問題でしょうね。

 

f:id:TOKI315:20201015012522j:image

2020.10.14 @金沢

 

日常の一コマ。早めの記録って大事ですよね。

また次に会える日が来ればいいですが。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございました。

それでは。

 

#04